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大問1はリスニング問題です。
指示されることでもありますが、リスニング問題は先に問題をしっかり読んでおきましょう。
解答や問題の推測をしましょう。
テスト1
対話の後に問いが続く選択問題です。
文法的には普通の問題ばかりです。
何について聞いているのかを解答の選択肢を見て推測しておきましょう。
特に対話文中の名詞に注意して聞きましょう。
例えば①は
A:次の方どうぞ。いらっしゃいませ。
B:東京に手紙を送りたいんです。今週中に届きますか?
A:はい、届きますよ。
問:この二人はどこにいますか?
よって解答は『郵便局』となります。
①疑問詞・場所の聞き取り
②疑問詞・教科の聞き取り
③疑問詞・手段の聞き取り
④疑問詞・月の聞き取り
テスト2
A⇒B⇒Aと対話をした後に続く文章を答える選択問題です。
2人の立場・関係も考えながら聞きましょう。
①理由の問題。考えの理由を聞いています。
②行動の問題。ジョンが母親からの電話を家で受けたことが重要です。
③経験・行動の問題。親子でテニスをするようですが、お父さんの状況は…。
④天気・気温の問題。暑いので窓を開けたいようですが…。
テスト3
対話を聞きながらメモなどをとりながら答える記述問題です。
先にしっかり問題を読んでおきましょう。
A:解答欄より日本の〇〇だということが分かります。〇〇を楽しみたいようです。
B:富士山は美しいし、世界でもf〇〇なようです。
C:伝統的な建物は日本の〇〇を感じることができるようです。
D:want 人 to Vのパターンです。文中に主語が2つありますので、何らかの接続詞が必要だと考えましょう。
大問2は対話文です。対話文においては登場人物の人数・立場を理解した上で読んでいきましょう。
この問題では2人、日本人のりょうたと留学生のエミリーです。
①適文補充問題です。前後の文章をよく読めば正解できるようになっています。
A:留学生が『ワクワク』という言葉を使ったことに対する疑問です。
②適語補充問題です。僕たちもよく使うと言っていますが、何をよく使うのでしょうか。
前の行から『ワクワク』のような言葉だと分かります。
sから始まる代名詞あたりが怪しいと考えましょう。(実際は次にaが来ていますので形容詞です)
③代名詞の問題です。国語でもよくある『あれ』『それ』の内容を問う問題です。
このthatより前の文を読んで考えましょう。
何かに対して、『本当?それは知らなかった。』と言っています。
④興味が出てきたと言っています。
そんな人間は次に何をするのでしょうか。
『後で僕にもっと言葉を』どうして欲しいのか考えましょう。
⑤なぜエミリーは『ヘトヘト』を感じているの?と聞いています。
現在形なので、現在形もしくは現在進行形で答えましょう。
本文をそのまま使用して、『practicing it』としないよう注意しましょう。
itでは何のことが分からず解答として不適切です。
適語補充、適文補充どちらにしましても、前後の文章をよく読むと正解率が格段に上がります。
1つ2つ知らない単語があっても文脈で判断するか、あきらめずに(注)にないか探してみましょう。
大問3はパーティー(表)に関する対話文です。
登場人物は2人、日本人のゆみと留学生のケイトです。
①並べ替え問題です。
A:make for 人のパターンです。
make 人 Oと区別ができるようにしておきましょう。
②適語補充問題です。前後と表とよく読んで答えましょう。
文中にallとありますが、リンゴは1個もないようです。
全部そろっているとは言えないようです。
③適語補充問題です。前後と表をよく読んで答えましょう。
4人に対して必要なリンゴは3個です。
パーティーには何人が参加するのか文中か表から探しましょう。
④適語補充問題です。前後と表をよく読んで答えましょう。
パイを焼くのに何分必要なのかを書く問題です。
表に3:00から焼き立てパイと書いてあり、文中に2:40から焼き始めると書いてあります。
20と書かないように注意しましょう。
⑤適文補充問題です。
『4:00から何を~?』と聞いています。
表によるとゲームをする予定のようですが、何のゲームとは書いてないことから考えましょう。
大問4は長文問題です。
普段の長文学習は全文を書いたり、全文を訳したりと地道な学習をした方が近道です。
難関高校の場合は、日本語を読むのと同じスピードで訳せるようになっておくことが必要だったりします。
そのために必要な学習はやはり中学3年分の全文法です。
トクタイに載っている全文法は理解しておきましょう。
本文の内容はカナダ出身のテッドと日本人のアキラの話です。
①適文補充選択問題です。
『テッドはなぜ~なのかを理解した』とあります。
1日の終わりに感じたことなので、1は論外、2・3は関係がありません。
②適語補充選択問題です。
半年後に再び祖父母宅を訪れた二人ですが、なんと祖父母が英語を話すようになっていました。
そんな祖父母を見て彼らはどう思うのでしょうか。be動詞の後だということもポイントです。
③本文の内容理解確認問題です。
疑問文が何を聞いているのかを意識しておきましょう。how:方法、why:理由
またこのような問題の場合、正解を選ぶことも大事ですが、明らかに本文に書いてないこと、間違っていることを消しておくのも重要です。
a:普段の週末について聞いています。
本文2行目を読んで考えましょう。
b:祖父母宅行きをどう思ったか聞いています。
選択肢2・4は論外です。
また『shopping』はアキラとの話なので1も間違いだと分かります。
c:アキラの祖父母が英語を話せた理由を聞いています。
半年後に再会したのですから2・4はおかしいと分かります。
3には『textbooks』とありますが、だまされてはいけません。
テキストを書いた(作った)わけではありませんので。
④内容要約問題です。内容を理解することも大事ですが、入る単語の品詞が何かを先に判断しておくことも重要です。
1:inの後なので場所か時間だと分かります。
最初の祖父母宅訪問は12月なので時間(季節)だと考えましょう。
2:atの後なので場所か時間だと分かります。星を見たとありますので、時間(夜)だと考えましょう。
3:canの後なので、動詞の原形だと分かります。学ぶことをいつでも〇〇できるのでしょうか。
長文問題を苦手とする人は多く、見るだけで嫌になる人もいるでしょう。
そんな人は選択問題だけでも記入しておきましょう。
品詞の区別もできるようコツコツ単語の学習もしておきましょう。
特に動詞・形容詞・名詞、最低でもこれらの区別はつけておきましょう。
大問5は要約問題です。図書館利用案内を元に会話文を完成させる問題です。
日本人のトシオと留学生のボブの会話です。
①the fourth(1)と書いてあります。図書館が休みなのは第4何曜日なのでしょうか。
②I live in this(2)と書いてあります。この〇〇に住んでいる。
ボブはどこに住んでいるのでしょうか。
③図書館員はボブの何と住所をチェックするのでしょうか。案内を見て考えましょう。
④自由英作文です。トシオは本を読むことが好きなようです。
その理由を5語以上で答えましょう。
難しい表現をせず、自分が知っている単語・表現を利用して簡潔に作ることが大事です。
例1:the books make me happy
例2:I want to know new things
例3:I can forget my headache