さて、イオン化傾向についてです。
イオン式は他のところで解説していますが、ここもゴロでバッチリになったと思います。
マジカルバリ鉄道は偉大ですね。
さて、イオン化傾向と言われましても何のことだ?となりますよね。
原子は種類によってイオンになりやすさが違うのです。格付けランクだと考えましょう。
ただ、これを全ての原子で覚えるのはまず不可能です。エクストリームです。
ですから中3理科でよく出る原子について覚えていきましょう。
よく出るのが電池の問題(ボルタ電池)ですね。例えば
(問)薄い塩酸に亜鉛と銅の金属板を入れて電池を作ります。+極になるのは、亜鉛と銅のどちらでしょう?
⇒正解は銅!
イオン化傾向の大きい方がイオンになりやすい
↓
水溶液に溶ける
↓-極になる
というように+極、-極が決まってきます。
そこでよく出る原子のイオン化傾向を覚えていれば簡単に正解が出せるわけですね。ちなみにそのよく出る原子というのが、
ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、銅なのです。
この順でイオン化傾向が大きいのです。
Na>Mg>Al>Zn>Fe>Cuですね。
これをゴロで覚えてしまいましょう。
なっ!間がある会えん鉄道
(
なっ、まが、ある、あえん、てつ、どう)
おそらくマジカルバリ鉄道は本数が少ないのでしょう。間がありすぎて人と待ち合わせするのに不向きなんでしょうね。
だから『会えん鉄道』なのでしょう。
というわけで、亜鉛は銅よりイオン化傾向が大きい、だから亜鉛が-極になり、銅が+極になるというわけです。
ではなぜ、亜鉛は銅よりイオン化傾向が大きいのか・・・。そこに触れてはいけません。高校生になってから考えましょう。
「貸(K)そうか(Ca)な(Na)、ま(Mg)あ(Al)当(Zn)て(Fe)に(Ni)すん(Sn)な(Pb)ひ(H)ど(Cu)す(Hg)ぎ(Ag)る借(Pt)金(Au)」
なんてものもありますが、これは高校生用なので、余裕がある人向きです。高校生になってから覚えても遅くないですよ。