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大問1は基本的な計算問題です。
1年~3年までの計算問題ができるようにしておきましょう。
①正負の数(四則)
②文字の式(計算)
③式の計算(値)
④平方根の計算(和差)
⑤一次方程式の計算
⑥二次方程式の計算
⑦比例の計算
⑧標本調査(推測)
⑨確率(さいころ)
大問2は連立方程式の文章題です。
解き方を説明する必要があります。
普段通り何をx、yと置いたのか書いてから開始しましょう。
Aクラス、Bクラスの人数で1つ、
二酸化炭素の排出量から1つ式を立てるようになっています。
また連立方程式を解いて終わりではないので注意しましょう。
大問3は整数の性質です。
普段通りの説明ができるよう類題をたくさん解いておきましょう。
連続する奇数ではありませんので、異なる文字を使うことがポイントです。
4で割り切れることの証明なので必ず4( )の形で終わりましょう。
大問4は一次関数(ダイヤグラム)です。
①座標の計算
一次関数の式を利用し、x座標からy座標を求める計算です。
②一次関数の式
2つの座標から一次関数の式を求めましょう。
③一次関数の式(2直線の交点の利用)
問題文よりやかんの温度は30分後に70度であることが分かります。
これと毎分8度上昇することからやかんに関する一次関数の式を求めましょう。
x=23.5を求めて終わりではないので注意しましょう。
大問5は平面図形(相似・円)です。
①相似の証明
等しい角度、弧、垂直などを図に書き込みましょう。
特に円周角にはしっかり注目しましょう。
相似の証明は『2組の角がそれぞれ等しい』を使う場合が多いです。
証明問題はたいてい簡単ですから正解を狙いましょう。
②面積
難問です。難関高校志望でなければ捨てるか後回しにしましょう。
∠AFD=90°なのでADはこの円の直径だと分かります。
①ADとBEの交点をHとおき、△BHDと△EHDに分けて解く方法
②DからBEに垂線をひき、その交点をPとき、△BDPと△EDPに分けて解く方法があります。
②の方が少し簡単です。
DO=EO=4より、DEを求めます。
∠PED=60°よりPEを求めます。
一方BからADに垂線をひき、交点をQとすると
△BOQについて∠BOQ=60°よりBQを求めます。
すると△BDQについて∠DBQ=60°よりBDを求めます。
後は三平方の定理よりBPを求め、BP・PEを底辺、DPを高さとして三角形の面積を求めましょう。
大問6は空間図形です。
①ねじれの位置
ねじれの意味、位置関係をチェックしておきましょう。
ティッシュ箱などで説明できるようになればOKです。
②相似比の利用
F、G、H、Iを通る平面で分けた時、Aを含む立体をP、Aを含まない立体をQとおくと、
正四角すいABCDEと立体Pは相似であり相似比は2:1なので、体積比は8:1。
よってP:Q=1:7
またABCDE:FBCDE=2:1(FはABの中点なので)
これを利用してFBCDE:Qを求めましょう。
③難問です。難関高校志望でなければ捨てるか見直し後にしましょう。
辺の比よりJK=2、面積より台形JKDEの高さが6より、KDを求めましょう。
△ACDにおいてA、KからCDに垂線をおろし、交点をそれぞれM、Nとします。
辺の比よりCN、CMを求め、△KNDについて三平方の定理を利用し、KNを求めましょう。
そうしますとKCが求められ、ACが分かります。
平面図をかきながら解くと分かりやすいです。
立体の問題は平面になおして考えましょう。