■傾向
例年、大問6題の構成で総問題数は20問程度です。
難問も含まれてるので45分の時間の使い方に慣れておきましょう。
ここ数年各大問の出題内容は固定されていますので、過去問を必ずチェックしておきましょう。
1・2問難しい問題が出てきますが。多くの問題は教科書の計算問題ができれば解ける問題です。
数学が苦手な人は計算だけでもかまわないので完璧にしておきましょう。
大問4・5・6の(1)は中学1年生でも解けるような簡単な問題であることが多いです。
数学が苦手な人や数学に勉強時間をかけても点数が伸びる気がしない人は、
大問1の対策以外は、中学1年生の内容だけでに的を絞って勉強をしてもいいかもしれません。
それをするだけで4割近くを狙えるようになります。
■対策
各分野の計算のルールや図形の基本性質は教科書に戻ってしっかりと確認しておくことが必要です。
数と式分野からは計算問題だけでなく、方程式の文章題、文字式と数の性質などが出題されています。
長文になっていることもありますが、時間をかけすぎず素早く情報を整理しましょう。
大問1は配点も3分の1以上を占めるので、速く確実に正解できるようになっておきましょう。
毎年出題される確率や資料の活用の分野も頻出です。中央値・最頻値などの意味を押さえておきましょう。
大問1は各分野の基本問題を集めた小問。
連立方程式の文章題、関数、平面図形、立体図形とバランスよく出題されます。
大問2以降の方程式の文章題は誘導形式が多いので取り組みやすですが、解く過程を書くことが求められます。
要領よく記述できるようになっておきましょう。
整数の性質も文字を使って説明させる問題が頻出です。
いろいろなパターンを練習して証明のコツを身につけておきましょう。
関数は、速さの変化などのグラフ問題、通る2点から直線の式を求める手順はこの分野では必須なので、
スパッと計算できるようにしておきましょう。
図形問題は難易度がやや高めです。
平面図形はこの数年は円が出題されています。
円周角を用いた相似の証明が必ず出ています。
立体図形は最短距離や立体の切断の問題が多く、方程式や三平方の定理を使った計算がスムーズにできるよう練習しておきましょう。