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最初はリスニング問題です。
指示されることでもありますが、問題を先にしっかり読んでおきましょう。
それだけで解答が推測できてしまうこともあります。
何について聞いているのかは解答の選択肢を見れば想像できますので、
問題文の名詞・数字に注意して聞きましょう。
問題1
問題を聞いて選択で答える問題です。
①みなみ橋はにし橋より長いか聞いています。
②何人の生徒が何をするのかをしっかり聞きましょう。
先に問題を見てみれば、17人の生徒がするのは皿洗いか部屋の掃除、13人の生徒がするのは朝食作りか皿洗い、
5人の生徒がするのは夕食作りか朝食作りだと分かります。
問題2
二人の対話を聞いた後の質問に答えを選ぶ問題です。
解答から質問を推測しておきましょう。
①アツシは夏目漱石の本は好き?
嫌いだったら話が終わってしまうこともありますが、doesで聞いていることにも注意しましょう。
②なぜエミリーは夏目漱石の本を見つけたいの?
アは明らかに違います。先週英語版を読んだことが関係しているようです。
③アツシは何に挑戦するよう?
会話に『辞書』と出てきた事に注意しましょう。
問題3
留守番電話のメッセージを聞いて質問に答える問題です。
特に先に問題をしっかり読んでおきましょう。
このような問題では放送でそのまんま解答が読まれることが多いです。
問いにある文章が読まれたら特に集中して聞きましょう。
①予定を変更したいようです。土曜の午後から変更する理由はなぜでしょうか。
willの後なので動詞の原形がくることにも注意しましょう。
②交通手段を聞いています。
このような場合、by ○○と答えましょう。
③後で何をするよう頼んだのでしょうか。
留守電の最後に言いそうなことでもあります。
問題4
英語の質問に英語で答える問題です。
理由も含めて答えましょう。
無理に1文でまとめることもありません。
文法や単語に自信がない場合は、なるべく簡単な文章で答えましょう。
例:〇〇 makes me happy.のパターンで答えると簡潔で分かりやすいですね。
筆記の大問1は対話文です。受け答えが自然になるよう答えを選びましょう。
あきらかにおかしい答えを除外するのも一つの方法です。
何の話をしているのか、しっかり前後を読みましょう。
①週末のサッカーの試合について話しています。
返事に対して『じゃあ早く行っておこう』と答えているのがポイントです。
②英語の上達法について聞いています。
上達法の話で、なおかつ『それをすることで』とありますので、解答はウしかありえません。
③パンの話をしています。
C:『もっとどうだい?』に対する返事です。
またその返事に対して『私だよ』と答えているのもポイントです。
D:『普段朝食は何を食べているの?』に対する返事です。
それだけならどの選択肢も正解ですが、その返事に対して
『それは健康によくないよ』と答えていることがポイントです。
大問2は対話文です。
対話文においては登場人物の人数・立場を理解した上で読んでいきましょう。
この問題では3人、日本人の光司・華とジョンソンさんです。
①適文補充問題です。
前半に夢の話をしていますが、惑わされてはいけません。
質問に対して『理科』と答えています。
②並べ替え問題です。ただし使わない単語があるタイプです。
1:there is 構文です。
また語尾に『to learn』と不定詞が来ていることがポイントです。
2:語尾の『do』は動詞の原形ですから、その前に何が来るべきか考えましょう。
③適語補充問題です。前後と本文をよく読んで答えましょう。
go (1) なのでどこに行きたいのか本文から読み取りましょう。
また後ろにinがあることから『go to ~』ではないことにも注意しましょう。
doesn’t (2) learningなので動詞の原形が入ると分かります。
また後ろに動名詞をとる動詞と言えば何なのかもポイントです。
④条件英作文です。
仕事についての質問をしましょう。
いろんな答え方があるでしょう。
難しい答えを書かず、自分が知っている単語・表現で答えましょう。
本文中の単語・表現を利用するもの方法です。
例:日本での仕事は楽しいですか? 何が大変ですか?
適語・適文補充問題の場合、全文を読まなくても正解できる場合が多々あります。
先に問題を読み、そこに該当する本文を読むといいです。
そうしますと関係のない文章に惑わされずに正解にたどり着けるでしょう。
大問3は長文問題です。
日本人の太一とスウェーデン人のエレンがEメールをしました。
①日本語で答える問題です。
メールなので質問の答えは相手の文章中にしかありません。
この場合は太一のメールから探しましょう。
もちろんキーワードは『Sakura』です。
②日本語で答える問題です。
まず『hard time』なので何か大変な状況が想定できます。
桜にとっては冬の寒さですが、太一には何が起こったのでしょうか。
③適語補充問題です。
want to ○○ですから動詞の原形だと分かります。
この経験をずっと○○したい、前向きな言葉が入れば正解です。
④内容確認問題です。正解を見つけることも大事ですが、間違いを見つけることも重要です。
例えば2は『エレンの街は桜祭りを初めて行った』とあります。
エレンのメールにも『for the first time』とありますが、ひっかかってはいけません。
3はそもそもそんなことは書いてありません。明らかにおかしいと気づきましょう。
普段の長文学習は全文を書いたり、全文を訳したりと地道な学習をした方が近道です。
難関高校の場合は、日本語を読むのと同じスピードで訳せるようになっておくことが必要だったりします。
そのために必要な学習はやはり中学3年分の全文法です。
いくら小技・裏技を駆使したとしてもやはり重要なのは実力です。
長文問題を苦手とする人は多く、見るだけで嫌になる人もいるでしょう。
そんな人は選択問題だけでも答えておきましょう。
間違えるのは仕方ないとしましても、空欄で終えないよう頑張りましょう。
大問4は自由英作文です。
問題をよく読んで言われた通りに文章を作りましょう。
〇〇が大きい。○〇がある。〇〇している。〇〇な先生がいる。
など簡単な表現で開始することが大事です。
1つの文を長くしてしまいますと思わぬミスをすることがあります。
そんな時は短い文章をたくさん書くと簡単に単語数をかせぐことができます。